2023年に沖縄で開催されたバスケW杯(ワールドカップ)により、バスケットボール男子日本代表はパリオリンピック(五輪)への出場権を獲得し、大きな注目を集めました。
そこで、今回は2024年の夏に開催されるパリ五輪のPG、SGにおける日本代表メンバーの有力候補を10人紹介しています。選手の経歴や特徴、プレー集などについても掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください!
※選手紹介の欄に記載している記録は、2024年1月26日現在のものです。
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①河村 勇輝(かわむら ゆうき)
所属チーム:横浜ビー・コルセアーズ
身長/年齢:172cm/22歳
ポジション:PG
まず1人目はみなさんご存じ、河村選手です。W杯では大活躍し、パリ五輪出場権の獲得に大きく貢献しました。
リーグ戦でもその勢いは衰えず、外国籍選手を上回る得点ランキング1位(1試合平均23.8点)を記録しています。またディフェンス能力も高く、怪我さえなければ五輪出場は間違いなしの選手です。
②富樫 勇樹(とがし ゆうき)
所属チーム:千葉ジェッツ
身長:167cm
ポジション:PG
長年日本のバスケットを支えてきた選手の1人、富樫選手です。W杯でもここぞの場面で活躍し、リーグ戦でも河村選手に次ぐ得点ランキング2位を記録しています。何事もなければパリ五輪に選ばれる可能性が高いでしょう。
③比江島 慎(ひえじま まこと)
所属チーム:宇都宮ブレックス
身長:191cm
ポジション:SG
富樫選手と同様、比江島選手も「比江島ステップ」を武器に日本のバスケ界を長年支えてきました。W杯ではベネズエラ戦で大活躍。比江島ポーズも一躍話題になりました。
また、毎年リーグで安定した成績を残し続けており、パリ五輪の出場も有力視されています。
④富永 啓生 (とみなが けいせい)
所属チーム:ネブラスカ大学
身長:188cm
ポジション:SG
高校時代から世代を代表する選手としてその名をとどろかせていた富永選手。W杯では3ポイントシュートを中心にチームの五輪出場に大きく貢献しました。その後のアメリカの大学でも全米1位の大学相手に19得点を記録するなど、チームの中心選手として結果を残し続けています。
⑤馬場 雄大(ばば ゆうだい)
所属チーム:長崎ヴェルカ
身長:195cm
ポジション:SG
身体能力を武器にW杯でも活躍した馬場選手。W杯の際はチームが決まっていませんでしたが、その後B1である長崎ヴェルカへの加入が発表されました。リーグ戦では得点ランキング20位の1試合平均14.8点、平均スティール数は1位を記録するなど存在感を見せています。
また代表歴も長く、パリ五輪でも欠かせない選手になると予想されています。
⑥西田 優大(にしだ ゆうだい)
所属チーム:シーホース三河
身長:190cm
ポジション:SG
西田選手はW杯本戦では目立った活躍こそなかったものの、その前に行われたW杯予選ではチームの中心選手として活躍。
また、リーグ戦ではチームの日本人エースとして3年連続1試合平均10得点以上を記録するなど結果を残し続けています。
⑦齋藤 拓実(さいとう たくみ)
所属チーム:名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
身長:172cm
ポジション:PG
W杯の代表には選出されなかったものの、その後開催されたアジア競技大会では日本代表に選出され活躍した齋藤選手。
Bリーグでは5年連続1試合平均10得点・5アシスト以上を記録するなど、チームの正PGとして存在感を見せています。
河村選手や富樫選手といった役割が似た選手はいますが、今後の代表争いに齋藤選手がどう絡んでいくのか注目です。
⑧今村 佳太(いまむら けいた)
所属チーム:琉球ゴールデンキングス
身長:191cm
ポジション:SG
今村選手は齋藤選手と共に、昨年のアジア競技大会の日本代表に選出されました。
また、琉球に移籍してから才能がさらに開花し、今シーズンはチームのエースとして1試合平均14点を記録しています。
⑨藤井 祐眞(ふじい ゆうま)
所属チーム:川崎ブレイブサンダース
身長:178cm
ポジション:PG
毎年Bリーグで結果を残し続けている藤井選手ですが、日本代表とはなかなか縁がなく、2016年以降代表には選出されていません。
しかし、B1リーグでは4年連続のレギュラーシーズンベストファイブに選出され、2021年にはシーズン最優秀選手賞を受賞するなど、国内での存在感はトップクラスの選手です。
ファンの間では長年日本代表を熱望されていますが、果たしてパリ五輪の代表争いには絡んでくるのでしょうか。
⑩安藤 誓哉(あんどう せいや)
所属チーム:島根スサノオマジック
身長:181cm
ポジション:PG
今シーズン、B1で河村選手・富樫選手に次ぐ得点ランキング3位(1試合平均20.6点)を記録し大きく飛躍している安藤選手。直近の日本代表メンバーには選出されなかったものの、代表歴も長く、今シーズンがキャリアハイの成績であることを考えると、パリでの代表選出の可能性も高いのかもしれません。
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